ソーシャルビジネスによる地域創生

社会課題をビジネスで解決

河西邦人 教授

Kawanishi Kunihito

修士 (商学)

学長

SDGs（持続可能な開発目標）に代表されるように社会には多様な課題が存在し、それらを解決しなければ持続可能な社会を構築することはできません。特に日本は人口の減少に直面し、従来の地域づくりだけで持続可能な社会を構築するのは困難です。そこで、21世紀になって注目されているのが、社会課題をビジネスの手法で解決するソーシャルビジネス、地域社会の課題を解決するコミュニティビジネスです。市場メカニズムだけではなく、共感、共有、循環といった理念を持つソーシャルビジネス、コミュニティビジネスを活用した地域創生を研究しています。

キーワード

SDGs
ソーシャルビジネス

シーズ（研究）紹介

実績と今後の活動予定

2008年～現在　北広島市コミュニティビジネス・アドバイザー
2009年～2017年　北海道公益認定等審議会会長
2012年～2021年　札幌市と共催による「さっぽろソーシャルビジネススクール」運営
2013年～現在　北広島市商工業審議会会長
2015年～現在　浦河町地方創生推進会議委員
2015年～現在　NPO法人北海道NPOバンク理事長
ソーシャルビジネスの成功事例を分析し、地域創生に貢献できるソーシャルビジネスの戦略を研究します。

地域や産業界、自治体に向けて

ゼミ、授業、企業との共同研究を通じて道内各地へ調査に行きます。また、PBLと呼ばれる課題解決型教育の一環として自治体と連携し、地域創生に関するアンケート調査やヒヤリング調査を行い、課題解決のための住民向けワークショップ、商品開発を行っています。また、高校生、大学生、社会人の起業家育成教育にも取り組んでいます。